epubとは
電子書籍を作る時によく聞く『epub』って何?
まずはWikipediaさんの解答をご紹介です。
EPUB(イーパブ)は、国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum、IDPF)が策定した、オープンフォーマットの電子書籍ファイルフォーマット規格である。「EPUB」は”Electronic PUBlication”の意味を持ち「epub」「ePub」などと表記される場合もある。 EPUBはXML、XHTML、CSSおよびZIPに基づいた規格であり、対応するハードウェアやアプリケーションソフトウェアは多く、電子書籍ファイルの標準となっている。 2014年11月5日にはISOより “ISO/IEC TS 30135” として刊行され、国際規格に近い段階である技術仕様書として標準化された。
引用:Wikipedia
さすがWikipediaさん。模範解答。
電子書籍業界に10年いますが、「へーそうなんだ」ってこともありますね。
知らなくても良いこともあるので、簡単にまとめると、
- 電子書籍フォーマットで、拡張子は『.epub』。
- 世界的に電子書籍ファイルの標準。
- zipみたいに解凍・圧縮も可能。
これだけ分かれば十分だと思います。
epubが主流になる前は、
- xmdfやcxmdf、.book、j文庫、MCBOOK等、各会社でフォーマットがバラバラだった。
- 一冊の同じ本を作るのに、数種類の電子書籍が必要だった。
という感じで、電子書籍を作る際はとても手がかかりました。
epubを作ると、一つのフォーマットで完結できるっというのを目指してますが、実際のところはまだまだ足りないところもあります。
やはり、各端末や販売元によって譲れない個性みたいなものがありますし、見た目にも差は出てきてしまいます。
epubを作る際は、販売元のビューアや端末で確認するのは必須ですね。
epubの作り方
- インデザイン
- でんでんコンバータ
- Sigil
epubの閲覧方法
- Kinoppy
- 超縦書
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